オレンジのメンズ財布のおしゃれ度を知る！

メンズ財布でオレンジって見たことありますか？
あまり見かけないですよね。あまり知られていませんが、実は革の色としては本当にオシャレなのです。今回は、オレンジのメンズ財布のおしゃれさを知っていただきたいとの思いからの読み物です。

メンズ財布の場合、日本では圧倒的にブラック、ブラウン、ネイビー系の落ち着いた色合いが人気です。ではヨーロッパではどうか？ブルー、グリーン、イエロー、レッド、パープルそしてオレンジといった明るい革も人気です。

その証拠にブッテーロやミネルバリスシオなどのイタリア革10色以上の革を出していて、その半分程が明るい色の革です。もちろんタンナー（革の作り手）も売れない色は廃盤にします。
廃盤になっていないということは明るい革も人気だということです。

これはなぜかというと、革の本場ヨーロッパの男性たちは明るい色の革のエイジング（経年変化）の楽しみを知っているからです。植物性のタンニン剤のみでなめされたヌメ革は、使うほどに色艶が増していくのが魅力のエイジングレザーです。

ブラック、ブラウン、ネイビー系の深い色合いの革だと元々色が濃いため、色の味わいを感じるのは多いわけではありません。ですが明るい革だと使い始めは派手ですが、やがて少し落ち付いた色になりやがて深い色合いになっていく3段階のエイジングを楽しめるということです。

これは明るい色の革だけに訪れる楽しみで、革の歴史に一日の長があるヨーロッパの男性たちはこの楽しみを知っているのです。

派手すぎず上品で色気のあるオレンジのメンズ財布がおすすめ

イタリア革ブッテーロのオレンジのエイジング

ブルー、グリーン、イエロー、レッド、パープル、オレンジなどの明るい革の中で、特にオレンジをおすすめするのは、オレンジは男性が持つと派手すぎず上品で色気のある革色だからです。
オレンジをイメージカラーにしている代表格はエルメスですが、もちろんオレンジの革色の財布は多く販売しています。

オレンジの革はエイジングの歩みが特に見事で、使っていくと徐々に深いオレンジ（ダークオレンジ）になっていき、やがてオレンジが少し残った明るめの茶系の色合いになっていきます。3段階のエイジングすべてにおいておしゃれな色艶になっていきエイジングにおいてはナンバーワンといえます。艶感も増し高級なレザーソファのようなダークオレンジの色合いが全体を覆います。

オレンジよりも赤系が強いレッドも味わいのあるエイジングが人気の色ですが、上品さと持っている人が少ないという意味でもオレンジはおすすめです。