メンズ札入れ、人気の傾向と迷わない選び方を解説。

財布の中のカード段、片面派?両面派?

エレガントささえ感じる長財布。無地の高級革で作られた男性向けの札入れにはそのような上品さがよく似合います。小銭入れなしの長財布は長札入れとも呼ばれ、スーツを着て仕事をする機会の多いビジネスマンを中心に人気があります。

ビジネスマンは上着に響かない薄さにこだわります。着ていて煩わしくなる重さにも気を配ります。小銭入れありの長財布でも薄型はあり、それが使いやすいという人もいます。小銭入れが一体となった長財布を望む人と小銭入れなしの長い札入れを望む人とでは、客層が明らかに違い小銭入れなしでは「小銭はどこにしまうのか」という単純な疑問が出てきます。

小銭入れなしの長札入れを望む人はコインケースを別に持ち歩いています。
はっきり調べた訳ではなく中には小銭をそのままポケットにしまう人もいるでしょうがそう言えます。長札入れをスーツの内ポケットに入れて、コインケースをパンツのポケットかバッグに入れて持ち歩いているか、二つの財布両方をバッグに入れています。

小銭入れなしの長札入れを望む人は性格的にもきっちりとした男性が多いようです。
長財布の中はいつも綺麗で整理されています。薄さを保つためにです。
革や使いやすさに対するこだわりも強い男性が望む長札入れとは。持つ人を満足させるには人気の理由があるように思われます。

札入れは無地で落ち着いた色が人気

札入れは落ち着いた大人の男性をイメージさせる財布であることから無地で落ち着いた色が人気の傾向があります。具体的には

  • 黒(ブラック)
  • こげ茶(ダークブラウンかチョコ)
  • 紺(ネイビー)

の3色です。この3色が圧倒的で黒以外の2色にアレンジを加えたものも人気です。例えば、レッドブラウン(赤茶)や濃い目のブルー(紺系ではないブルー系)などです。革の色の美しさにおいてイタリア革は優れていて、その右に出るものはいません。

革の染色の美しさと、染めた後の工程である潤いと艶を与えるオイル入れが伝統の技として現在にも継承されていて、カチッとした男性向けの長財布の雰囲気に見事にマッチする渋い色合いを醸し出しています。

その次に人気の色は緑(グリーン)と濃い目ではないブラウン系が人気となっています。
無地が落ち着きすぎていると感じた場合は、ステッチの色で遊びを効かしているものもあり、センスの良さを感じる部分でもあります。

カードは何枚収容か?札入の中を開けて両面か片面かにも人気が分かれる

メンズ札入れ、人気の傾向と迷わない選び方を解説。
革や色が外見的な人気のポイントなら、カードの収容枚数や中を開けてカード段が両面か片面についているのかは内面的な人気の分かれるポイントでもあります。

「長財布なのでとにかくカードの収容枚数は多いほうがいい」や「カード段が多いと重くなるので少なくていい」などお客様の好みは人それぞれです。基本的に長財布を愛用する男性は収容が多いことをメリットとし、たくさん入ることを良しとします。ですがそれは重くなるということのデメリットさを抱えていて、その部分との折り合いというかバランスが大事になってきます。

さらにひとつのカード段に一枚のカードしか入れない。2枚以上はカードが汚れるので入れない。という人も多くいて、自分はどのタイプか?何枚くらいの収容枚数が適しているか?を予め決めてから購入されることをおすすめします。

実は、長札入れには中を開けてカード段が両面か片面か付いているものがあるので、そこにも人気は分かれます。片面は軽量にはなるがカード段が少ない。両面カード段が付いている札入れはその逆です。気品では片面が勝ち、実用的では両面の勝ちといったところでしょうか。

このように人気の長札入れには外見と内面の好みに応じたものがありますので、それぞれのお気に入りの一本を見つけられることを願っています。無地の高級革で作られた長札入れは、革の作り手のこだわりが感じられ、長く愛用できる財布として男性からの支持が高い人気の財布です。