マネークリップは不便なの?マネークリップに買い替えるメリットは?どういう風に不便なのかあらかじめ知っておこう!

マネークリップは不便なの?

これまで二つ折り財布や長財布を使っていたけれどマネークリップに変えてみようと考えている方も多いのではないでしょうか。しかしそのような方の多くは、マネークリップに変えたら不便なのではないかと不安に感じているかもしれません。

そこで今回は、マネークリップに変える上で多くの方が感じてしまう不安について解説し、マネークリップに変えるメリットについてもご紹介します。

マネークリップとは?

マネークリップとは、お札をまとめて収納するためのアイテムのことです。まとめておくことで、お札がポケットの中でばらばらになるのを防ぐことができます。

財布代わりに使われますが、収納できるスペースは財布よりも少なくなっています。必要なものだけを持ち運べる手軽さがマネークリップの魅力です。

チップを支払うのに便利なマネークリップは、アメリカ発祥だとされています。日本ではまだメジャーなアイテムではありませんが、欧米では多くの人に使われています。

マネークリップにはどんな種類がある?

マネークリップの種類は、大きく「クリップタイプ」と「カバータイプ」に分けることができます。クリップタイプのマネークリップには、金属やステンレスでできたシンプルなクリップのみのものや、カードホルダーが付いたものなどがあります。

クリップのみのシンプルなタイプはお札しか挟めないので、特に持ち運びが簡単です。カードホルダーが付いたものはややサイズが大きくなりますが、会計で使えるカードも一緒に携帯できるというメリットがあります。カードで支払いができれば、お釣りで小銭が出ることもありません。

カバータイプとは、革などのカバーで紙幣を覆うタイプのマネークリップのことです。見た目には通常の2つ折り財布とほとんど変わらないため、むき出しのお札に抵抗がある人におすすめします。ビジネスシーンや冠婚葬祭など、むき出しのお札が歓迎されない場面でも問題なく使用できるでしょう。また、カバータイプのマネークリップの中にはコインケースが付いているものもあります。

マネークリップは本当に不便?

普段は長財布や二つ折り財布を持っている方が、マネークリップに買い替えようとする時にぶつかる不安は「入る量が少なくて不便なのではないか」というものではないでしょうか。

確かに、一般的な長財布や二つ折り財布に比べて容量が少なくなってしまうことは否めません。

小銭とカードはどこに入れるの?

また、小銭入れがないということから、「小銭はどうするのか」や「カードがあまり入らないのではないか」といった不安をお持ちの方も多いでしょう。

まず容量についてですが、マネークリップの中にはマネークリップ初心者の方でも安心して持つことができるような、大容量のマネークリップもあります。

そのためどうしても容量が気になるという方はそのようなマネークリップを使ってみると良いでしょう。

初心者向けコインケース・カードケース付き
容量大マネークリップ財布

【マネークリップウォレットwithコインケース】手触りしっとり柔らかい馬革のマネークリップ。小銭もカードも財布の機能がすべて入ってるのでマネークリップに挑戦したい方にも

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【革ee.com】STart|佐々木 徹

 

次に小銭についてですが、基本的にマネークリップを持つ方はマネークリップとは別に小銭入れを持っている場合が多いです。しかしこれまで財布は一つしか持っていなかった方にとって財布を二つ持つことには抵抗があるかもしれません。

そんな方に向けて、革職人ブランドLutece【CARVA】というコインケースがついているマネークリップがあります。

このマネークリップはコインケースが付いているにも関わらず薄さわずか1センチとなっているので、コインケース付きのマネークリップを持ちたいと考えている方におすすめです。

コインケースがついても薄い!マネークリップ

【CARVA】イタリア本革ミネルバリスシオ マネークリップ財布 飾っておきたいほどに美しいとのお客様の声が多い

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【革ee.com】Lutece|高橋秀行

 

実際に使うカードが何枚か確認してみよう!

また入れることのできるカードの枚数についてですが、多くのマネークリップには2枚から5枚程度のカードしか入れることはできません。不便に思うかもしれませんが、一度あなたの財布に入っているカードを全部出してみて、その中で実際によく使っているカードの枚数を調べてみるとそんなに多くないことに気づくはずです。

先ほどのLutece【CARVA】コインケース付きのマネークリップには3段のカードホルダーもついているので、一般的なマネークリップよりはカードを収容することができます。

 

マネークリップは慣れてしまえば手放せない財布の形

最後に多くの方が抱いているであろう「マネークリップに変えて使っているうちになれるのか」という不安について解説していきます。結論から言うと、長時間使っていればマネークリップに慣れる可能性が高いと言えるでしょう。

むしろマネークリップを使い出すことで、「今までいかに自分が無駄なものを持ち歩いていたか」に気づくことができるかもしれません。無駄なものを持ち歩かないようにするために整理整頓の習慣が身につく可能性もあります。

 

それでもマネークリップに慣れるか不安だと言う方は、初めのうちはコインケース付きや大容量のマネークリップを使ってみて、慣れてきたら一般的なマネークリップに変えるようにしてみても良いかもしれません。

 

 

マネークリップに変えるメリットは?

薄くて見た目にもかっこいい

マネークリップに変えるメリットの一つとして挙げられるのが、薄くて見た目にもかっこよくなるというものです。カードやレシートでパンパンになっている財布を持っている方は、少しかっこ悪いですよね。

マネークリップを使うことで自然と普段使わないカードは持ち歩かないようになり、レシートは別の場所で保管するようになるので、パンパンな財布を持つことには決してなりません。またマネークリップを持っている方はまだ日本ではあまり多くないので、個性を出すこともできますし周りからの注目を浴びることもできるかもしれません。

 

ポケットでかさばらない

さらにポケットに入れてもかさばらないこともマネークリップに変えるメリットの一つです。

コインケース付きのマネークリップでも厚さ1センチ程度と一般的な財布と比べて非常に薄くなっているので、財布を入れたらポケットがパンパンになってしまうということがないのです。

コインケース付きのマネークリップ

【Bandiera】マネークリップ 財布 小銭入れあり 国産ロロマレザー 現代の財布のあり方、最低限必要なものだけ。

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【革ee.com】Bandiera|職人:野村健吾

 

スリにあいにくい!?

マネークリップにすると財布をなくしにくくなることもマネークリップを持つメリットの一つと言えるでしょう。

一般的に、財布はズボンの後ろポケットに入れている方が多いのではないでしょうか。後ろのポケットに入れておくと、ふとした瞬間に落としてしまったり誰かにすられてしまったりしてもなかなか気づきにくいですよね。

※とはいえ、スリには十分ご注意くださいませ!

しかしマネークリップは薄くて軽いので、ズボンの前のポケットや上着の内ポケットに入れることが可能です。ズボンの後ろのポケットに入れる時と比べて、ズボンの前のポケットや上着の内ポケットに入れた方がなくす確率が下がるということは、火を見るよりも明らかですね。

レシートなどが断捨離できる

レシートなどが断捨離できるということもマネークリップを使うメリットの1つです。

マネークリップはそもそも収納スペースが少ないので、しまうものを厳選するようになります。不要なカード類やレシートが自然に断捨離できるようになり、すっきりと整理された状態でお札などを持ち運べるのです。

無駄をなるべく減らしたいと考えている人にとって、マネークリップはうってつけのアイテムです。

 

マネークリップを持つメリットは見た目以上にある

マネークリップに変えるメリット

  • 薄いタイプが多いのでポケットにいれてもかさばらない
  • 必要以外のものを持たないようになる
  • マネークリップは見た目にカッコイイ

マネークリップを持つにあたって不安に思う方が多いかもしれませんが、マネークリップに慣れてくれば、あまり気にならなくなるようなものばかりです。

初心者向けの大容量マネークリップなどもあるので、これを機にマネークリップに買い換えることを検討してみてはいかがでしょうか。