名入れは革職人の温かみが感じられる打刻を

名入れは革職人の温かみが感じられる打刻を

革職人が名入れ打刻する様子

昔から身の回りの物で特に男性はお気に入りの物には名入れを施すということがあります。それは我々日本人だけでなく西洋諸国にもネーム入れは普及しています。プレゼントにもお相手の名前を入れることを希望される方は多数おられます。

では人はなぜ名入れが好きなのか?

それは『自分だけのもの』という思いが一層強まりオリジナル感があるからで、モノに対する愛情も増してきます。革製品は名刺入れやパスケースなどビジネスの場で使うものもありますので、名入れ率が高いアイテムでもあります。

名刺入れは9割の女性がプレゼントに名入れを希望

実際、名入れをご希望される革製品の人気順では名刺入れ、パスケース、キーケース、マネークリップ、長財布の順です。 プレゼントに至っては名刺入れの実に9割の方が名入れをご希望されます。

女性から男性へのメンズプレゼントの場合、名刺入れなどの革製品は高価なものでもあり、名入れができる商品なら特別感もあり、贈った女性の方にも満足感もあるのではないでしょうか。

贈られた男性の方も名刺入れを開けた時にそっと自分の名前が刻まれていたらサプライズ的な感覚でうれしいものです。 女性がプレゼントに名入れをご希望されるのが多いのもこういうイメージからだと納得ですね。

メインは革製品なので名入れ文字は短めに

名入れ文字は何文字までがスマートか? プレゼントの場合は特に悩むところですよね。

名刺入れなどでは名入れを刻印できるスペースが限られているため短めの名入れをおすすめします。
長い文字を入れてしまうと名入れが目立ちすぎ、毎日使うこと長く使うことを考えたら飽きのこない短めの文字で、革製品の雰囲気をこわさないスマートさが大事だともいえます。

おすすめするのは8文字以内、特にイニシャルがベスト

であると思います。 主張せずそっと入っているくらいがスマートで長く愛用できそうです。

レーザーによる彫刻加工の名入れが主流

名入れは多くの革製品を販売するお店とルイヴィトンなどハイブランドも行っていて、そのほとんどはレーザーによる彫刻加工です。 機械があれば、完成品にもすぐにお店で名入れを入れられるサービスのため人気が出ています。 この機械の良いところはできるものとできないものとがありますが、漢字、カタカナ、筆記体など色々な文字にて名入れができることと、合皮など革以外の物にも名入れができる点です。 好みに応じていて手軽であるということは良いことですね。

名入れは革職人の温かみが感じられる打刻がおすすめ

革職人が一文字一文字打刻して名前を刻印する名入れもあります。 これは実は繊維の詰まった上質なヌメ革だけに打刻できるもので、量産品であるクローム革や合皮などでは綺麗に打刻が中まで入らないのです。

繊維が詰まっているということは硬い革の証で硬い革であることは、元々寒さから身を守ることで使われてきた革の始まりから最も重要なことで

頑丈で破れにくいということです。

これが良い革の証で現在でも古くからの製法を守り続けているヌメ革にとっては繊維が密であるということは上質な革であることを意味します。 つまり…

革職人による名入れ打刻ができる革製品は上質な革を使っている証

ともいえます。
歪んでしまうことも多いため慎重に進めなければならない作業ではありますが、革職人の温かみが感じられる打刻による名入れは価値があるといえます。

まとめ

名入れは有料のものが多いのですが、「世界に一つの革製品」との思いも強まるのでおすすめのサービスです。レーザーによる彫刻加工や革職人による打刻など、お好みの名入れとそれに合う革製品を探していくというのはショッピングの楽しみでもあります。

名入れも含めて革製品のすばらしさを体感していただければうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。