イタリア革名刺入れはすべて手縫いその技はエルメスに感銘を受けた手縫いの技!

イタリア革名刺入れはすべて手縫いその技はエルメスに感銘を受けた手縫いの技!

今回は【革ee.com】の革職人が丹精込めて製作するこだわりの革製品の紹介です。 Vol,2はHIGE Leather/太田陽介氏のGrande ブッテーロ 名刺入れです。

シンプルなデザインと落ち着いたカラー、50枚入る大容量と誰にでも使いやすい、長く愛用できるということをコンセプトに作られた【革ee.com】最上級のメンズライン【Grande (グランデ:偉大なという意味)】を冠された名刺入れです。
革職人の丁寧な技法とイタリアが誇るブランド革:ブッテーロ。 人気の秘密と革職人こだわりの世界に迫ります。

イタリア本革:ブッテーロ

イタリア革ブッテーロは世界中の革職人に名を馳せるブランド革です。
ブッテーロはイタリアトスカーナ州のフィレンツェにあるタンナーで代々伝えられた伝統的な技術により、時間を惜しまずこだわりを持って作られた最高級革です。

植物タンニンのみでなめされたヌメ革は繊維密度が高く、ハリも強いのが特徴のひとつです。 丹念な磨き加工により、その表面(銀面)はきめ細かく吸い付くような手触り、美しき発色、時を経るとともにエイジング(経年変化)し、味わいを増す艶感。

その品質は世界中の革を愛する方から高い評価を受けています。 素材の名前であるブッテーロが、ひとつのブランド名になっていることからも『ヌメ革の王様』と呼ばれる理由がわかります。

またオイルをたっぷり含んでいるため、しっとりとした手触りを楽しむことができ、使い込むにつれ艶感が増していくエイジングといわれる革の経年変化を楽しめる革でもあります。

イタリアの風土と伝統の技術から生まれた、極上のヌメ革ブッテーロは最高の風合いをもたらします。

イタリアブランドレザーの落ち着いたカラーリング

ブッテーロは元々、イタリア革らしい鮮やかなカラーリングが魅力の革でイタリアンレッド、オレンジ、グリーン、ブルーなどは見事な発色で世界中の方々から人気です。

今回の【Grande シリーズ】は大人の男性のための高級メンズラインというコンセプトですので、落ち着いたカラーの黒(ブラック)、ブルーブラック(濃紺)、キャメル(茶)、レッドブラウン(赤茶)に絞って作り上げました。

イタリア革ブッテーロの中でも渋めのカラーが高級感を高める理由になっています。

革を育てるエイジング<経年変化>

イタリア革ブッテーロは植物性のフルベジタブルタンニンレザーにオイルを浸透させて表面をコーティングしています。このオイルを浸透させている革のことを「オイルレザー 」と呼びます。

オイルレザー は使っていくうちに革の中のオイルが溶け出し、艶感が増していきます。それと同時にオイルは革の繊維をやわらかくし、使い始めはカチッとした硬い印象の革がやわらかく手に馴染んできます。

これがオイルレザー の特徴であり、イタリア革ブッテーロは硬くてハリがあるために男性向けのレザー製品として人気ですが、その理由は使えば使うほどに手になじんでいく「革を育てる」という感覚が男性の心を掴んでいるようです。

今回の【Grande シリーズ】には実は隠し種がありまして、それはレッドブラウン(赤茶)は「プルアップレザー」を使用しているということです。

「オイルレザー」と「プルアップレザー」

「プルアップレザー」とはオイルレザー の2倍のオイルを浸み込ませた革で、オイルがもたらす透明感のある光沢は使い込むことで更に増し、徐々に馴染んで自分だけのものに変化していきます。

まさに極上のエイジング<経年変化>を楽しむために作られた革といえます。

シンプルイズベストのデザイン

【Grande ブッテーロ 名刺入れ】のデザインは、極力シンプルにまとめられています。

この商品は私たち【革ee.com】とHIGE Leatherの革職人太田陽介氏がコラボレートした他店では取扱いのないオリジナル商品です。

コンセプトは「大人の男性向けのシンプルな高級メンズライン」。どなたでも似合う、女性の方から男性へのプレゼントにも贈りやすい名刺入れとしてスタートしました。

シンプルさが際立つ最高のデザインは手縫いの美しさが光るステッチで手縫い独特の温かみが感じられます。

イタリア革名刺入れはすべて手縫いその技はエルメスに感銘を受けた手縫いの技!

イタリア本革 ブッテーロ 名刺入れ

営業職の方も安心:50枚入る大容量の名刺入れ

【Grande ブッテーロ 名刺入れ】は営業職の方も安心な50枚は収容できる大容量の作りになっています。いただいた名刺も入るポケットも付属しています。

名刺をたくさん入れなければ、革がその形になっていき薄く持つことも可能になります。 ジャケットの胸ポケットや内ポケットにもしまえるよう薄い設計に仕上げられています。

イタリア革名刺入れはすべて手縫いその技はエルメスに感銘を受けた手縫いの技!

50枚収容 名刺入れ

エルメスから学んだ手縫いの技

エルメスの職人に培われた伝統の技法に感銘を受けた手縫い『クウジュ・セリエ』。縫う部分に菱目打ちで革に印を付け、菱キリという道具で一穴ずつ穴をあけていきます。

ステッチの幅を均一にし必要以上の穴をあけない、妥協を許さない職人技です。
反面、縫い目の数が多ければ多いほど作業量が増し、時間もかかる工程ですが”魅せるステッチ”にこだわった職人の姿勢が感じ取れる部分です。現在、この技法を取り入れられている職人さんは殆ど存在しないほど、こだわりのある技法です。

見事なまでに均一で美しいステッチは一針一針革と対話しながら進めていく見事な職人技の世界です。

「手縫いとミシンの違いとは」

手縫いの最大の利点とは1か所で糸がほつれても、それ以上はほつれないという点です。手縫いの製法は一本の糸の両端に針をつけて、8の字を描くようにクロスして進ませていきます。 そうする事により一本が切れてしまってもそれ以上は切れなく強度を保ったままになります。

Grande ブッテーロ 名刺入れは国産/日本製の革職人の技法をお客様に体感していただきたいとの思いからGrande ブッテーロ 名刺入れは手縫いで製作しています。 HIGE Leatherの革職人:太田陽介氏は手縫いとミシンの両方を高度な技術で製作できる日本でも珍しい丁寧な技を誇る革職人です。

幾度にも磨き上げられたコバ

コバ磨きとは、革の切り口の処理方法のひとつ。コバ磨きを行うと、見た目が美しくなり、耐久性が増します。丁寧にそして美しく磨き上げられたコバは妥協を許さない革職人の熱い想いから生み出された技の世界。

このコバの美しさによってどれだけ丁寧に作られているか、そして職人の腕がわかってしまう部分。コバ仕上げは職人の数だけあると言われるほど技術とこだわりを誇示する部分でもあります。

手間のかかる工程を納得のいくまで行ないながら磨き上げることで、滑らかで艶がある美しいコバに仕上げていきます。

名入れ可能でプレゼントやギフトにも人気

【Grande ブッテーロ 名刺入れ】はシンプルなデザインと革職人の技が感じられる名刺入れとして女性から男性へのメンズプレゼントとして人気を博しています。

名入れ(名前入れ)刻印も可能ですので、特別感も増しさらに素敵なプレゼントやギフトとしておすすめです。お誕生日やクリスマス、バレンタイン、父の日など身近な方へのプレゼントやギフト、昇進、開業、新社会人などのお祝いの品としても喜ばれると思います。

まとめ

今回はHIGE Leather/太田陽介氏の【Grande ブッテーロ 名刺入れ】のご紹介でしたが、レザーセレクトショップ【革ee.com】ではこだわりの革製品を多数揃えて皆さまをお待ちしております。 次回は【長財布タイプの札入れ Lisse Slim】にまつわるお話です。
どうぞ、お楽しみに!