名刺入れは毎日使うものであり、ビジネスの場で自身の顔ともいうべき名刺を入れておくものとして こだわりの強いアイテムです。 名刺入れにも金属製や木製、革製、合皮、布生地など様々な素材を使って、デザインもありとあらゆる形があり工夫を凝らしたものが販売されています。
価格に関しても百円ショップで買えるものから数万円もするような高級品まであり、今回は名刺入れの品質について最高級の名刺入れといわれるものとはどういうものなのか。革の値段ってどういうふうに決まるか?ということについて考えていきます。
彼氏や旦那様へ日頃の労をねぎらうためにも、できるだけ良い名刺入れを贈りたいと思っておられるメンズプレゼントを探しておられる女性の方の参考になればとも思っています。
ハイブランド品を除き多くの革製品の品質を見極めるポイントは主に4つの要素があると考えられます。
1,革の質 2,縫製 3,細部の技法 4,機能性
名刺入れ品質を見極める4つのポイント!「1,革の質」編、「2,縫製」編に続いて今回は「3,細部の技法」に続いて今回はラスト「4,機能性」についてです。
目次
最高級名刺入れ、使いやすい「機能性」について
最高級名刺入れの条件として革が上質、縫製も美しい、細部の技法が見事と条件が揃っていたとしても使いやすさがイマイチということでは元も子もありません。
名刺入れや財布 などの革製品は生地や装飾を楽しむだけでなく、使いやすさにも気を配らなくてはいけない商品です。使いやすさを万人に支持されるのは難しいことで、使う方に応じた設計をしなくてはいけません。ここが商品開発の難しいところでどこに重点を置くかで商品の売れ行きや品質にも大きく左右されます。
最高級名刺入れ|何枚収容に設計するか?
名刺入れは毎日使う営業職の方や人と会う機会の多い方、それほど名刺交換をしない方の二つのタイプに重きを置いて設計しているのがほとんどです。
それほど名刺交換をしない方には20枚程度の名刺が収容できる薄型のタイプ。毎日使う営業職の方や人と会う機会の多い方には50枚程度収容できる大容量タイプ。
名刺交換の場が少ない方には薄型のタイプがいいと思いますが、大容量タイプはマチが付き枚数を入れることができる代わりに分厚くなるというデメリットもあります。
せっかく最高級名刺入れを使っているのにスタイリッシュに見えなければよくありません。そこで私たち商品開発を行っている者が考えることは
薄い見た目で大容量タイプの名刺入れ
難題ではありますが、設計とスマートに見える装飾などの努力により可能となります。
最高級名刺入れ|名刺交換時の流れがスムーズな構造
最高級名刺入れにはスムーズな構造であることも求められます。
名刺を出し入れするときに出しにくいとお相手を待たせてしまいますし、名刺交換が慣れていないみたいで格を下げてしまうことにもなりかねません。
マチが付いている場合は名刺の端がマチに引っかからないようこれは基本になります。
最高級名刺入れ|頂いた名刺を収納できるポケットが付いていること
頂いた名刺を収納できるポケットが付いていると名刺交換の後にしまっておけるし、外出先に連絡したいときに先方の名刺がそこに入っていると便利です。
自身の名刺と一緒になってしまわないためにも、このポケットがあると重宝します。
最高級名刺入れ|使いやすい機能性についてのまとめ
名刺はビジネスの場においては自身の顔とも言える存在なので、使いやすい機能性が重要になってきます。
名刺入れが窮屈になっている構造はいくらデザインや革質、色が良くても名刺交換時にうまく出し入れできなければ買ったけどお蔵入りなんてこともあります。
本当の意味での最高級名刺入れは使われる方のイメージがきっちりとできているということもとされますので、使いやすい機能性を持った名刺入れを見つけていただくことを望んでいます。
4回に渡っての「最高級名刺入れ」についてでしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。