男が赤い財布? 実はおしゃれメンズのなせる業です

男が赤い財布? 実はおしゃれメンズのなせる業です

男性のお客様によく聞かれること「男が赤い財布を持っても大丈夫ですか?」「赤い財布って男性に人気がありますか?」皆さん赤い財布が気になっておられるようですが、買う勇気がない。または使っていても他人に変に見られないかなどを気にされているようです。

確かに赤い財布は女性的なイメージが強く女性が最も好む色のひとつではありますが、決して女性だけのものではなく女性的な印象を与えるわけでもありません。

持ち物や服装はその人の総合的な印象を形作るものであり、赤が似合う男性が持っても何ら変ではありませんし、他人から見ても違和感があるわけではありません。

赤い財布は難易度の高いおしゃれな財布=使いこなすとスマートに

使いこなすとオシャレ度が上がる!売れ筋の赤い財布

難易度の高い分、使いこなせればスマートに格好良く映るので、間違いなくおしゃれレベルは上がると思います。そもそも赤い財布が気になっているという男性は、その時点ですでにおしゃれに関心が高い、または自分のスタイルを知っている上級者だと思われますので、気にすることなく赤い財布にチャレンジされることをおすすめします。

「小物を制するものはおしゃれを制す」これは男性のおしゃれ度を示す言葉として古くから用いられる言葉ですが、難易度の高い小物に挑戦することにより、それに見合う服装や髪型、立ち振る舞いになり男性としてのレベルアップにもつながるとも思います。ぜひ、自信を持って赤い財布を堂々と持たれるべきだと思います。

高級ヌメ革の赤い財布は使い込むと色気が増す。

イタリアが誇る二大革のブッテーロ、ミネルバリスシオや日本が世界に誇る銘革:栃木レザーなどの赤い革で作られた財布は、ヌメ革特有の「エイジング」という性質を持っています。
革は使い込むと味が増すというのは誰でも知り得るところですが、ヌメ革は植物性の天然成分のみで作られた100%ピュアレザーになりますので、使い込むほどに美しい経年変化が生じます。

流通している97%の革が化学薬品でなめされているクローム革であって、それ故に新品のときが最高の状態で後は劣化の一途を辿るのに対し、ヌメ革は新品のときは生まれたての状態で、使えば使うほどに色味が増し、成長が感じられるエイジングレザーと呼ばれています。

「エイジング」というのは明るい色合いの革でこそその真価が発揮されやすく、長く楽しめることができます。その理由は

3段階以上の色の変化と艶感を楽しむことができるからです。

エイジングというのは年月と共に少しずつ少しずつ革の合いが深く濃くなっていく現象です。濃い色合いの革だと元々濃いために色の変化が1段階くらいで、深く渋めのある色合いと艶を纏っていきます。それは期間を置き円熟味を帯びた蒸留酒のように、時を感じさせてくれる見事な現象であり使う人を魅了します。濃い色のヌメ革を好む男性はそういう楽しみを知っている方です。

それに対して赤や緑、黄色などの明るい色合いの革は、高級革に馴染みの少ない方でもわかりやすい色艶の変化をしてくれます。赤い革色が深みを増すということは濃くなってくるということで、使っていくうちに次第に

赤→濃い赤→赤茶と深みのある赤茶へと経年変化していきます。 

エイジングの進んだ赤い色合いの革は、色気が増し男性としての品格も上げていってくれます。

よく気にされている赤い財布は赤字になるって本当?

これを気にされていて赤い財布をためらっている男性も多いと思います。確かに財布はお金を入れる代物のためお金が減っていくのではという不安はあるかと思います。ですがそれは気の持ちようだと思います。

風水の本場中国では、赤は「紅」という文字で、「紅」は祝い事、喜びの象徴とされるようです。赤は「めでたい色」、「縁起がいい色」 とされ、結婚や祝い事には、必ずと言っていいほど「赤」が使われるということです。

どうやら日本人のだじゃれ好きが高じた迷信のようですね。

彼氏や旦那様にも赤い財布をプレゼント

女性の方に多く聞かれる「彼氏や旦那様にも赤い財布をプレゼントしようと思っているのですが…」という質問。これもまったく赤が似合わない男性にプレゼントしようとは思わないはずです。

彼のイメージが赤であったり、赤が似合う男性になって欲しいと思っているなら迷うことなく贈られることをおすすめします。

まとめ

赤い財布はおしゃれであるが故にセンスの問われるアイテムです。日本人の男性は色を楽しむ慣習が少なく無難な色を好みますが、欧州では男性でも色鮮やかな小物類を使いこなしています。

安っぽく見える赤ではなく、高級感のある赤は男の色気も感じさせてくれます。
高級ヌメ革がもたらす極上のエイジングを楽しみ、「赤」をぜひご自分のものにされていくことを願っています。