革製メンズ長財布の見分け方。女性から男性へのプレゼント!

喜んでいただけるもらえるプレゼント選びの法則<長財布編>

私は仕事柄、他人の持っている財布を観察する癖が付いてしまっているのですが、結構皆さん色々なタイプの財布を持っておられます。特に男性はスーツの内ポケットから長財布を出したり、パンツの後ろポケットから二つ折り財布が、バッグの中からラウンドファスナーの大き目の長財布が出てきたり実に様々です。

意外と多いのが、パンツの後ろポケットから薄型の長財布やラウンドファスナーの長財布を出す若い男性が多いことです。「落ちないのかな?」と心配になりますが、長財布の容量の多さからくる使い心地の良さと、パンツの後ろポケットに入れたい両方の気持ちはわかります。

当人たちも「わかっているけどやめられない」というところでしょう。冬はコートや冬物のスーツなど厚めの作りになっていてポケットの数が多いのですが、夏場はジャケットが薄手の作りになっていて内ポケットがないものの多いんです。それにジャケット自体が必要とせずクールビズ的なシャツスタイルでビジネスをしている男性も少なくありません。

夏場は長財布をどこにしまっていいかわからない。そんな悩みも出てきて、近年の休日でもバッグを持っている男性が増えていったのも関係してるのかと思います。

さて今回は女性のお客様からの質問が多い「彼氏や夫に革のメンズ長財布をプレゼントしようと思うのですがどんなのがいいですか?」という女性目線での男性へのプレゼント。誕生日や記念日、クリスマスやバレンタインの贈り物として少しでもお役に立てればと思っています。

男性に長財布をプレゼントする上でのポイント

異性にプレゼントを贈るというのは難しいものです。いくら相手の好みをよく知っていたとしても「プレゼントしても使ってくれるのかな?」という不安はあります。私だって女性に長財布を贈るとなれば結構悩むと思います。

デザインや色などの見た目は良いけれど、カード段が使いにくそうだったり、小銭入れが小さいのではと思ったり、特に長財布ともなれば値段も高いのでコレと踏み切る勇気が持ちにくいものです。誰かが代わりに選んで「●●さんが気に入ってくれる長財布」と書いて売ってくれればいいのにと思ってしまいます。

彼氏や旦那さんが現在使用している財布の形

オーソドックスな方法はこれです。これに加えてカード段が足りてなければ1段に何枚か入れているはずですし、小銭入れがふくらんでいる場合は小銭入れが小さいということです。

まずは今使っている長財布を観察して見ましょう。そこから必ず何かヒントが見つかるはず、思い切って「その財布気に入っているの?」「どこが好きなの?」などそれとなく聞いてみるのが有効な手段です。

それで大体の機能性と収容がどれくらい欲しいかがわかると次は外見の好みです。

好きなブランドがあるか?ないなら彼のイメージで

好きなブランドがあればそこが出している長財布を調べて先ほどの機能性とマッチしていたらベストですが、中々そうはうまくいかないはず、それならばブランドを優先するか、好きなブランドの機能性が合っていなければ、そこは彼の好みやイメージでセレクトするのをおすすめします。

まずは長財布の素材からですが、上品で大人っぽく見えるのは上質な革の無地の色です。上質な革はどこで見分けるか?それはたくさんありますが、安価な長財布は革の生地も良くなく生地自体の仕入れ価格が低いために長財布の価格も安く販売できます。次に元の値が何万円で何かの理由で安くなっていて何千円になっているなどのケース、あれも販売先も赤字で売ることなんてしませんので割り引いている価格が売ろうとしている価格で、理由をつけて割り引かれているように見せていることがほとんどです。

販売価格には必ず材料の仕入れ価格があり、それを加工した加工賃が加わり利益を足して販売価格を決めているので、やはりといえばやはりですが価格は正直なのです。

話を元に戻すと、ある程度の価格のする長財布が決まったら彼のイメージで色を選んでいけばいいかと思います。いつも黒を使っているけど実はブラウン系が似合いそうだとか、そろそろネイビーが似合いそうな年齢など悩まれるのが楽しいと思います。それがプレゼントの醍醐味ではないでしょうか。

長財布に名入れを刻印するとオリジナル感が増します

気合と愛情を込めたプレゼントならより特別感が欲しいところです。
そこでおすすめなのが名入れ(名前入れ、ネーム入れ)で彼氏や旦那さんの名前やイニシャルを刻印するとオリジナル感が増します。

いつまでもラブラブな気持ちを忘れて欲しくなければ記念日を刻印されることもおすすめします。

刻印というのは名入れの1種で職人が1文字1文字革に手で押していくという方法ですので、他の名入れより上品で特別感があります。

ラッピングが無料かどうかも確認しておくこと

最近ネット通販などで多くなってきているのがラッピングの有料化です。1点につき大体150円~350円、箱での包装だと1000円くらいかかる場合もあります。

これは実店舗だと考えにくいことで数百円の買い物をした雑貨屋さんでも無料で承ってくれます。(私の住んでいる大阪では今はそうです)。ではネット通販だとどうして有料が多いのでしょう?

それは倉庫での効率化を第一に考えているからです。倉庫からお客様の元にやってくる商品の場合はいかに早く効率よく配送まで持っていくかの倉庫作業が最優先事項で、ラッピングは機械で出来ないためそのために人を雇わなければいけません。その人たちの雇用費と諸々の諸事情を考慮してのネット通販でのラッピング有料化なのでしょう。

この話題でいつも思い出してしまうのが回転すしでのビールの注文で、ほとんどの店で何を注文してもレーンに乗って注文品がやってくるのが、なぜかビールだけは店員さんが丁寧に運んできてくれます。機械化だけではできないこと。人の温かみの効いているサービスでいいなぁと思います。

とにもかくにもラッピングを承ってくれるか、無料か有料かどうかは確認してくださいな。
彼氏や旦那さんに気に入ってもらえて、贈って良かったと思えるプレゼントになれば幸いです。