ラウンドファスナーの財布でも、ファスナーがある分、使う時にめんどくさいというイメージで二の足を踏んでいる人が多いとも聞きます。
使ったことがない方は一度試してみてほしいのですが、実際に使ってみた人の場合、財布の選び方でめんどくさくなったのかも知れません。良い財布の選び方を見てみましょう。
作りがしっかりしているラウンドファスナーはめんどくさくない
財布本体の作りが弱いと、ラウンドファスナーの開閉の際に財布がよれてしまいます。片手に財布を持ってもう一方の手でスライダーのつまみを引っ張るわけですが、2回曲がり角があるので財布の作りがよくないとそこで引っかかってしまうのです。
それがめんどくささに直結していると言っても良いでしょう。もしファスナーの開閉にストレスがなければ、ラウンドファスナーの財布をめんどくさいと感じる人はあまりいないと思います。
当店、革ee.comの「Bandiera/ラウンド長財布」は、国産のロロマレザーを使った職人の縫製による財布で、本体の構造が極めてしっかりしています。布地を一切使わず作られたこの財布は、使い込まれてもハリを失うことはないでしょう。
また、ファスナー自体が良いものでなければ開閉にストレスを感じてしまいます。この財布には世界のスライドファスナーの半分近くを製造するYKKの、最上級ラインである”EXCELLA”(エクセラ)が使われています。
そのため、開閉は極めてスムーズで日常使用においてストレスを感じるどころか、心地よささえ感じる上質のファスナーです。しっかりした作りの革製品に、高品質なファスナーが使われているわけですから、これを使ってみればラウンドファスナーの財布がめんどくさいと感じたりはしないでしょう。
感動的なまでの作りの良さは職人の技が生み出している
当店、革ee.comの「Bandiera/ラウンド長財布」はロロマレザーと言う国産牛革で作られています。皮を革に変えて行く「なめし作業」はとても時間のかかるものです。濃度を変えながらタンニン槽に漬け込むなめし作業ですが、この牛革は植物性のタンニンを使って二度もなめし作業を行います。
そして蝋引きすることで使い込むほど美しくなるロロマレザーが出来上がります。このロロマレザーを財布の内外に使い、裏地さえ国産の手もみ加工された豚革を使って、布地を一切使わないのがこの財布です。
さらに、革の端の部分は断面が見えるように合わせ裁ちした後、コバ(切り口)を磨き上げて仕上げます。切り口なので、そこが破れると言うことが起きないのです。
さらに、ステッチの外側には念と呼ばれる熱加工による線入れが行われています。この念入れのおかげで革が焼き締まって強度がアップすると同時にデザイン面でも役に立つのです。
革だけで作られ、最も強度の出る加工が施されたラウンドファスナー財布は、ファスナーのつまみを引っ張ったぐらいではびくともしません。ファスナーがスムーズに開閉するだけなのです。
つまり、しっかり作り込まれた財布であれば、ラウンドファスナーだからめんどくさいという現象はおきません。安心してラウンドファスナーの便利さを満喫してもらえるでしょう。
財布本体ファスナー・小銭入れファスナー共に滑りなめらかなYKK最高級ライン「エクセラ」を採用。きめ細やかなロウ引き革が大理石を思わす雰囲気を生む。革職人が丁寧に作っているラウンド長財布です。
財布の選び方は人それぞれ
それにそもそもラウンドファスナーの財布は、人によってはめんどくさくないかも知れないのです。ラウンドファスナーの財布は、財布を開いた時一定の幅までしか開きません。ですからファスナーを開いて片手で持っていても中身をこぼしてしまう危険性が少ないのです。
財布から中身が出てきてしまったのでは、めんどくさい以前の問題になってしまいます。特にフリーポケットをよく使う人にはラウンドファスナーがおすすめです。革ee.comにはロロマレザーだけではなく、馬革を使ったラウンドファスナー財布にハンドルが付いた「メンズ ラウンドファスナー/arte」と言うクラッチ感覚で持てる財布もあります。
ラウンド 長財布 【arte】クラッチバッグのように持てる長財布 .革職人が手作りするラウンド、大容量で柔らかい馬本革で使い易い!
ラウンドファスナーについてはおおよそ分かってもらえたのではないかと思いますが、それでもめんどくさそうだから嫌だという人には、長財布と小銭入れの組み合わせをお勧めしましょう。
長財布にも小銭入れが付いていることもありますが、普通の長財布の場合小銭入れは別に持っておいた方が安心で便利です。革ee.comの小銭入れのラインナップはユニークなデザインのものが多いだけでなく、収納量がかなり大きいので便利に使える物ばかりです。長財布とのバランスを考えながら選ぶと楽しいですよ。
小銭入れと長財布を組みあわせて持つ人の場合、長財布は小銭入れのないタイプがおすすめです。小銭入れがないタイプは財布自体が薄くなりますので、それだけスマートに持つことができます。タイトなイメージのスーツを着ている時には特に薄い財布が便利ですので、そうした薄さを利用すると良いでしょう。
ラウンドファスナーは一度使うと手放せないアイテム
実際に手に取ってみるのが分かりやすいのですが、頭の中のシミュレーションでも理解してもらえるでしょう。
長財布はお札を取り出すとき完全に開いてから札入れに指を入れます。ラウンドファスナーの財布は、ファスナーを開いたら上からお札をつまみ出せますね。実は、財布を扱う手間はほとんど同じなのです。ファスナーがスムーズな財布はめんどくさくないと言っても良いでしょう。
ラウンドファスナー財布は一度使うと手放せない便利なアイテムですので、ぜひ一度試してみることをお勧めします。