今回はおしゃれメンズ注目の薄いマネークリップについて、スリムでスタイリッシュな流行のメンズファッションと相性が合うものとその機能性について考えていきたいと思います。
近年はメンズファッションの流行からスリムでスタイリッシュなものが重宝されています。スキニーパンツに代表されるパンツのスリムさはスーツにも表れていて、より体にフィットしたパンツを着用している男性が増えてきました。
パンツがスリムになるということはポケットに入れるものもスリムでなければかさばってしまいます。おしゃれメンズにとってはパンツのポケットがぽこっとしているのは避けたいところですね。そこでマネークリップが重宝されてきています。
目次
マネークリップとは?
マネークリップは、お札をクリップで束ねて収納するためのアイテムです。日本ではそれほどポピュラーではありませんが、海外では当たり前のように使われています。
マネークリップが海外で広く流通している理由は、チップ文化が浸透していることです。海外に住んでいると様々な場面でチップを支払うことになるので、気軽にお札を取り出せるマネークリップが重宝されます。
また、少額の紙幣が存在することも理由の1つでしょう。例えば、1ドル紙幣は日本円で100円程度の価値ですが、日本の紙幣は1000円が最も少額です。
紙幣の利便性が低い分、日本ではマネークリップが浸透しにくくなっています。しかし、断捨離ブームなどをきっかけに、徐々に注目されるようになってきました。
マネークリップの種類は?
マネークリップといえば、金属製のシンプルなクリップタイプのものを連想する人が多いでしょう。しかし、革製のカバーが付いたマネークリップらしくない見た目のものもあります。マネークリップの種類を知り、自分に合っているのはどのタイプなのか考えてみると良いでしょう。
金属製のクリップタイプは、お札を挟むだけのシンプルなデザインです。金属製なのでメンテナンスが簡単で、気軽に取り扱うことができます。ただし、大量のお札を挟んでいるとクリップが広がって使い物にならなくなるので注意が必要です。
また、金属製のクリップにカードホルダーが付いたタイプも存在します。お札とカードが一緒に携帯できるので便利ですが、サイズは多少大きくなります。
革製のカバーが付いたカバータイプの特徴は、お札がむき出しにならないということです。そのため、冠婚葬祭やビジネスシーンでも使いやすいでしょう。カバーにはカードが収納でき、中にはコインケースが備わっているものもあります。
マネークリップと長財布にはどんな違いがある?
カバータイプのマネークリップと長財布はよく似ていますが、両者の間にはどのような違いがあるのでしょうか。
まず、長財布はお札を曲げずに収納するため、どうしてもサイズが大きくなります。カバンに入れると場所を取り、ポケットに入れると衣服のシルエットが崩れるでしょう。一方、マネークリップではお札を曲げてしまうのでコンパクトに持ち運べます。
次に、長財布にはカード入れやコインケースが付いており、多くのものを収納できます。それだけに、余分なものまで入れてパンパンに膨らんでしまう場合もあるでしょう。
カバータイプのマネークリップの中には、同様にカード入れやコインケースが付いたものもありますが、容量が小さいのでスタイリッシュさを保ちながら使用できます。
薄いマネークリップのメリットとデメリットは?
革製のマネークリップ財布はおしゃれなメンズを中心に注目アイテムとして人気が上がってきています。まだ使っている人も少なく、見た目からも通常の財布と異なるデザインで持っているだけで目立つアイテムです。マネークリップの場合、メリットとデメリットははっきりしていて結論から言うと
メリットは「薄くておしゃれ」デメリットは使ったことがないので「使いやすさが不安」
ということが大半といえます。
おしゃれは薄さ!マネークリップの最大のメリット
身の回りの持ち歩くことが必要なアイテムにとって「薄い」ということを実現させたものはおしゃれと映ります。
携帯電話もスマホではiphoneに代表されるように年々スリム化が図られています。
前のシリーズよりも明らかに薄くスリム化が改良され、機能性も向上しているなら「新しい」というプラスの要素が働き、おしゃれ度も増していくようです。
これはマネークリップにも同様で財布としては珍しいデザインで薄いという、近年のメンズファッションの流行からスリムでスタイリッシュな服装と合うということから人気が増してきています。
マネークリップがおしゃれに見える要素の一つにお札が丸見えになっているということがあります。これの何がおしゃれに見えるかというと
財布を開けた時の視線がお札のみ
ということです。二つ折り財布では札入れがカード段の奥に設計されているため視線に入るのは カード段に収容されているカードです。カードは同じカードを入れている方はいなくて、当然のことながら違う柄や違う色のカードを収容しています。
実はこれが統一感がなく、二つ折り財布と逆の構造でカード段がお札に隠れている、つまり財布を開けた時の視線がお札のみであるマネークリップの方が統一感があっておしゃれにも映ります。
おしゃれに置いて統一感というのは大事なことで、ここに薄いという要素が加わると一層の魅力的になります。これがマネークリップの最大のメリットになります。
使い勝手に不安、マネークリップの最大のデメリット
マネークリップについて一番多い不安点は使いやすさについてです。使ったことがないものに対しては不安感があるのは当然で、使い慣れた財布にある札入れがなくその代わりに札ばさみといわれるお札を支えるものがあるだけでは、お札が落ちないか?お札がずれて財布にはみださないか?などの不安があるのは当然です。ですがそれらの不安はなく
札ばさみは安定しています。
札ばさみだけでも十分な効果ですが、マネークリップのほとんどはポケットと呼ばれるお札の下部分を収容できるところが付いていて、ここにお札を収容すればお札は安定します。
会計時にも札ばさみを一回一回上げ下げしなくても。札ばさみはそのままでもお札を出し入れすることは可能です。札ばさみははさみという言い方をしていますが役割的には「札支え」です。ですので、
会計時にもたつことはなくスムーズです。
このことからも、皆さまが思っておられるほどマネークリップは使いにくくはないということです。
機能性に関しての使いやすさはカード段が少なかったり、小銭入れがなかったりと様々な形状のマネークリップが販売されていますので、自身に合った機能のものを選べば良いかと思います。
マネークリップは「薄い」ということを最優先にした財布で、それによりおしゃれ度が増すならメリットして考え、容量より薄さを重視された方が賢明であると言えるでしょう。
小銭入れ付きの薄いマネークリップは二つ折り財布の感覚で人気
財布は小銭入れが付いたものがいいという方には十分な容量ではないにしろ小銭入れが付いた使いやすいマネークリップもあります。二つ折り財布の感覚で使え「薄い」ということが保たれているためおしゃれ度もアップします。
小銭入れやカード段の容量などマネークリップは様々な形状がありますので、試してみる価値があるアイテムといえるでしょう。
マネークリップについてのまとめ
今回は3回に渡って近年のメンズのスリムファッションの流行から薄い財布との相性について、1回目は【メンズの小銭入れ付きの薄い長財布】、2回目は【メンズの小銭入れなしの薄い札入れ長財布】、そして今回の【メンズの薄いマネークリップ】その特徴とどんな種類があるかについて述べてきました。
薄いということは持ち歩きやすいということと、おしゃれであるという財布として最大のメリットに直結しますので試してみることをおすすめします。
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