便箋の形をした名刺入れ。
大切な人への手紙を忍ばせているかのような見事な箱の形が人気で、ほぼ一枚革で形成されているのはつなぎ目がなく壊れにくい設計。
内側に溝を入れて彫り、無理なく折り目を入れ箱型を形作っている。機械では作れない人の手で作られているからこその革職人が丹精込めた作品です。
名刺入れ【LETTER/横型】の色展開は6色あり、当店【革ee.com】で一番人気なのが「オルテンシア」ブルー系の青い革なのです。他のお店ではおそらくブラックやブラウン系が上位だと思うのですが、革ee.comでは違う結果になっています。こんなにも人気なイタリア革・ミネルバリスシオのオルテンシア、オルテンシアは使っていくとどんな風貌に変わっていってくれるのかをご紹介してみたいと思います。
イタリアらしい鮮やかなブルー
革の中でもブルーという染料は大変高価で昔は特別な貝の中に含まれるものでしか得られませんでした。イタリア革のブルーの中でもひときわ鮮やかなこのオルテンシアという色は実に見事な色合いで作った人に尊敬の念を抱くほどです。私を含め多くの人が一目惚れする革、それがミネルバリスシオのオルテンシアなのです。素晴らしいものに言葉はいらずということですね。
オルテンシア(ブルー)のエイジング
名刺入れを使うにつれて革の風合いの変化
名刺入れ【LETTER/横型】は素材の風合いを感じてもらうために革そのままの原厚2mmにこだわって手作業・手縫いにて製作されています。2mmは通常の革製品の中では厚みがあり貫禄のある紳士のようなずっしりとした佇まいになります。それが使っていくほどに革の中の繊維がほぐれてひと回り小さくなったかのような落ち着きのある外観に変化していきます。
ヌメ革の独特のハリがあってカチッとした手触りを残しながら、少しずつ少しずつやわらかくなっていきます。それを味わえるのが極上ヌメ革のエイジングで革好きの方にはたまらない瞬間です。
アドリア海を思わせる深いブルーへエイジング
ミネルバリスシオのブルーは使うにつれて、ブルーの深みとグリーンの深みとが溶け合ってアドリア海を思わせる深いブルーへエイジングしていきます。
ミネルバリスシオのブルーは本当に素晴らしい色合いを持った革なので、ぜひ体感してみていただきたいと思います。
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ミネルバリスシオのお手入れは?
オイルがたっぷりブルーの革に染み込ませているのでとくにメンテナンスを必要としない革ですので、革が初めての方でも気軽にお使いいただけると思います。
数年使って「革が乾いた」と感じたら革専用のクリームで軽く塗り込むだけで簡単なお手入れで大丈夫です。
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