革の厚み「0.1ミリ」で違う!財布のシビアな世界。財布の厚みや軽さはココで差が出る!

革の厚み「0.1ミリ」で違う!財布のシビアな世界。財布の厚みや軽さはココで差が出る!

「軽量化」に成功した二つ折り財布 商品ページはこちら

新しい革製品を商品化しようとするとき、どの革を使うか、カラーはなどと同じくらい大事になってくるのは革の厚み。あまり知られていないことですが、この革の厚みはミリ単位で製品の表情がまったく変わってくるシビアな作業です。今回は、革の厚みのお話です。

誰でも財布に求める条件は持っているはずですし、その内容はまったく違うと思います。財布に持ち運びやすさを求めているのであれば、注目すべきポイントが2つ考えられます。ひとつは革がどれだけの厚みを持っているかということです。そしてもう一つが財布自体の軽さがどれくらいかということです。

各ブランドや種類によって革の厚みはまったく違ってきます。デザイン性や機能性も考慮してお気に入りの財布を見つけてください。

強度を保つ極限の薄さが0.6mm 限界の薄さまで漉いた「栃木レザー」の特注オイルレザーを纏った軽い二つ折り財布

機能性とデザイン性を突き詰めた答えが「革の厚み」国産タンナーの名革「栃木レザー」で極限の薄さが0.6mmまで薄くした二つ折り財布があります。植物タンニンのみでなめされたタンニンレザーは通常少し厚めで硬い革のものが多いのですがそれを見事に覆してブランドのイメージに合ったカジュアル財布に仕立て上げたのは札幌の革職人集団『steal』

1mmを下回る驚きの0.6mmで、これだけの薄さとやわらかさをあわせ持つ革を手縫いで完成させるのはとても難しく、熟練の革職人だけがなせる技です。

実現したのは多くの方がこだわる財布自体の『軽量化』

極限の薄さを手に入れたことにより、実現したのは多くの男性がこだわる財布自体の『軽量化』です。コインケース付きの二つ折り財布でこの軽さ。薄く漉くのが難しく、厚めの商品が多いヌメ革で、革職人のこだわりにより極限の薄さと『軽量化』に成功。

かつてない存在感を放つカラーリングと軽さは高級感溢れる仕上がりとなっています。「栃木レザー」の特注オイルレザーを使用していますので、新品の状態から革がやわらかく、風合いも最高です。

『steal』レザーが独自にカラーオーダーしているポップでカラフルな最高級ヌメ革。栃木レザーは革に少し詳しい方なら必ず知っているヌメ革の名工です。フルベジタブル(植物性)タンニンのみを使用し、ピット槽で3週間もの時間をかけ、じっくりとなめされたヌメ革に、オイルをたっぷり染み込ませた栃木レザーこだわりの『オイルレザー』を使用しています。

使用していくにつれ徐々にオイルが溶け出し絶妙の“ツヤ”をもたらせてくれます。それは上質な『オイルレザー』独特の“エイジング”(経年変化)となっていきます。これはタンナー(革の作り手)さんが時間をこだわりを持って作った上級の革だけに訪れる経年変化であり、すべての革から得られるものではありません。

高価ではありますが、長く使え革を育てるという楽しみを味わうことができます。