薄くしない!革本来の厚みを活かす!高品質「ミネルバリスシオ」革の良さをそのままの伝えたい職人の思い

薄くしない!革本来の厚みを活かす!高品質「ミネルバリスシオ」革の良さをそのままの伝えたい職人の思い

新しく革製品を商品化しようとするとき、どの革を使うか、カラーはなどと同じくらい大事になってくるのは革の厚み。

あまり知られていないことですが、この革の厚みはミリ単位で製品の表情がまったく変わってくるシビアな作業です。今回は、革の厚みのお話です。

革が製品になるまでの流れ

革を売る

まず革は、タンナー(革の作り手)さんが革をなめし、その革の一番合う厚みに合わせて各タンナー(革の作り手)が調節し革を生産していきます。
革の場合は元々生き物だった素材なので、大きさも違えば表情も異なりますし、もちろん厚みも違ってきます。これを各タンナー(革の作り手)ごとに自分たちが作った革がどの厚みが一番良い状態かを 見定め厚みを調節し革屋さんに販売します。

革を買う

革職人は財布や革小物など商品のイメージに合う革と厚みを備えた革を仕入れデザインと設計をしていきます。すべてのパーツが同じ厚みで製作できればいいのですが、例えば財布だとカード段などは何段もの革を縫い合わせていきますので、厚みが分厚くなってしまいます。
大事になってくるのが革の厚みを調節する「漉き」という作業です。

革の厚みを調節する

厚い革を想定した薄さになるまで「漉き」という作業で薄く削るような作業をしていき、元々薄い革でもパーツによって端だけをさらに薄くしたりなど、様々なことが革製品では行われます。

この「漉き」具合によって革製品の表情がまったく変わってきます。
様々な厚みのものを上手く調節していきながら作っていくことで、財布や革小物・バッグは出来上がります。

革を綺麗に薄くするというのは、実は結構技術のいる作業。
革職人によって革包丁を使って手で薄く漉いていく場合や機械を使って厚みを調節する場合も想定した厚みに全体を均一に綺麗に薄くしていくのは難しい作業になります。革漉きに関わる作業も職人の腕が問われます。
それを生業にしておられる方のお力も借りながら 革製品は一つ一つ出来上がって行きます。

革があって、切って、縫って、というだけではなく、細かなところにも様々な人が関わってくれる。本当に作り手(製作に関わる多くの職人さん)がいればこそできる革製品の世界です。

高品質「ミネルバリスシオ」そのままの厚みで一枚革に挑戦!そのままの味わいが出るように

長財布を作る場合は、そのままの厚みの原厚が面白い。更にそれが縫い目や切れ目が無く一枚の革で覆われていたら最高。それをコンセプトに製作されたメンズ長財布があります。

イタリア本革:ミネルバリスシオを最高の状態で製作する【Lutece 高橋秀行】革職人が惚れた原厚2mmの革とは

イタリア革:ミネルバリスシオはイタリア語で「滑らか」といわれるほど美しい銀面(表面)とそして床面(裏面)まで綺麗に仕上がっているため元々の厚み2mmが最高の状態です。本場イタリアの革なめし職人が最高の状態で作り上げた2mmの原厚。

裏地などをつけることなく、一枚地で革そのままの味わいを出すように作り上げ、床面(裏面)を見せる。シンプルでいてもっとも美しい革本来の良さを出しているメンズ長財布は高級感を放っています。

革の質感を最高に引き出し、愛用していけば実りあるエイジング(革の経年変化)をもたらす。良い革だからこそ革そのものを楽しんでほしいというメッセージが革職人から伝わります。

薄くしない!革本来の厚みを活かす!高品質「ミネルバリスシオ」革の良さをそのままの伝えたい職人の思い

ミネルバリスシオ一枚革で作られた長財布 商品ページはこちら