二つ折り財布をポケットに入れるときの正しい向きは?すんなり出し入れできる向きを解説。パンツの後ろポケットに入れたい尻ポケ派必見!

二つ折り財布はコンパクトなのが売りなので、持ち歩くときもセカンドバッグに入れたりせずに、パンツの後ろポケットに入れて手ぶらでいきたいですよね。

ところで、二つ折り財布をポケットに入れるときの向きは意識してますか?「普通に突っ込むだけじゃないの?」と思っている人もいるでしょうが、実は正しい向きがあるんです。

この記事では二つ折り財布をポケットに入れるときの正しい向きを紹介します。

二つ折り財布をポケットに入れるときの正しい向き

二つ折り財布がメンズを中心に人気を集めています。理由は「ちょっと出かけるか」というときに財布を後ろのポケットに突っ込んで、ぶらっと外に出かけられるコンパクトさにあります。

コンパクトだからセカンドバッグなどを使わずに、ポケットに入れて手ぶらで出かけられます。ちょっとした外出ではこの手軽さがよいのでしょう。

ところで、あなたが二つ折り財布をポケットに入れるとして、入れる向きを意識していますか?

財布とポケットのサイズによっては、特に向きを意識しなくても問題ない場合も多いでしょうが、同じぐらいの幅の場合、無理に入れると財布やポケットが傷む可能性があります。

ポケットの大きさはパンツのサイズに合わせて決まるので、細身の人や小柄の人は財布の向きを考えないとポケットに入らなかったり、無理に詰めることになります。

正しい向きを考えましょう。入れる向きは縦向きの上下、横向きの左右で4通りになる訳ですが、縦、横で見ると大抵は横が長くなる財布が多いです。

二つ折り財布は一般的に折り畳んだときに正方形ではなく長方形になります。多くは開いたときに縦になる側と横になる側の長さの比が4対6から4.5対6.5ぐらいになります。

例えば私どもの店【革ee.com】で扱っている二つ折り財布のBandieraは本革造りの大きめの二つ折り財布なので、折り畳み時のサイズは縦10cm×横11.5cmになります。

このように二つ折り財布は横が長くなるので、横向きより縦向きに入れた方がポケットに入れやすいということになります。

したがって横向きは左右とも不正解です。縦向きに入れるときは折り目を下にするか上にするかになりますが、折り目を下に入れるのが正解です。

なぜかというと、折り目を上にすると開く側が下になるので、ポケットに入れるときにポケットの外側を挟んでしまい、半分が中に入ってもう半分が外側に出てしまうことがあります。

そのまま気づかず歩いていて、外に出ている部分から下に落ちてしまったり、それを見かけたスリなどに狙われるということになりかねません。

折り目を下にして入れると引っかかることもなく、ポケットから出すときも開いている端をつまんで引っ張りやすいという利点もあります。

つまり、二つ折り財布をポケットに入れるときの正しい向きは縦方向で折り目を下にするのが正解ということですね。

ちょっとしたことですが、覚えておくと二つ折り財布を使うときに、どちら向きに入れるか迷わなくて済むので覚えておいて損はありません。

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【革ee.com】Bandiera|職人:野村健吾

 

マネークリップで十分な人も

二つ折り財布は長財布同様に紙幣やカードが入る上に折り畳んでコンパクトにできるのが利点ですが、そのため厚みが出てしまい、ピッタリとしたパンツだと、ポケットの膨らみが気になりますよね。

紙幣をクリップで挟むタイプのマネークリップは二つ折りにしても厚みが気になりません。

たとえば、私どもの店のマネークリップ財布のCARVAやCHEIRですと、縦8.5cm×横12cmや縦8.5cm×横11.5cmとコンパクトな大きさで厚さは1cm程度というスリムな形になっています。

マネークリップでも最近のものは、片側に小さなポケットを作ってクリップした紙幣の片側を財布の中にしまうような形の物が多くなっています。

また、カードポケットなども備えていて、薄くてもそれなりに収容力があります。従来はちょっとした外出用には小銭入れ+紙幣クリップで、通常は本格的な長財布などを持つ人も多かったのですが、今では外出時に十分な数の紙幣をクリップできて、小銭も入り、カードも4枚~6枚を入れる口が用意されているので、ちょっとしたお出かけだけでなく、常用に使う財布としても十分使えるレベルです。

しかも若者が好む体のラインにピッタリしたパンツでも財布の厚みが気になりません。先ほど紹介したCARVAやCHEIRは本格的な革細工の財布で、マネークリップといってもしっかりした財布です。

ファッションとして考えるなら二つ折り財布よりマネークリップ財布の方がよいと考える若者も多いのではないでしょうか。

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【革ee.com】Bandiera|職人:野村健吾

 

コンパクトさを追求できるマネークリップか、実用的に使える本格的な二つ折り財布か、自分の生活スタイルに合わせて選ぶのがよいと思います。

ちなみに最近の革財布は昔ほど手入れや使い方に気を使わなくてもよくなっています。時間経過に伴って、より手に馴染み使いやすくなっていくのは革財布の特徴でしょう。

マネークリップでもしっかりした革財布は機能的にもデザイン的にも馬鹿にできません。

二つ折り財布をパンツの後ろポケットに入れるときは縦向きで折り目を下に

二つ折り財布はコンパクトでパンツの後ろポケットに入れて気軽に外出できるのが人気になっていますが、入れる向きは縦向きで折り目を下にするのがよいという話をしました。

ちょっとした知恵袋的な話ですが、二つ折り財布を使いたい人は覚えておきましょう。

また、本格的な二つ折り財布よりマネークリップ財布の方が好みの人もいるかもしれないので、購入を検討している人は、そちらもチェックしてみてください。