メンズの革の長財布。ブランド品は何がいいのか？高いのはなぜ？

ブランド品は何が魅力なのか？高いのはなぜなのか？
難しい謎解きのようにずっと前から言われていることで、多くの人は大体の答えで手を打っています。それは…
品質とデザインが良いからという答えです。

品質というのは「有名ブランドだから生地は間違いないだろう」「有名ブランドだから丈夫だろう」「有名ブランドだからみんなにおしゃれと思われるだろう」など、有名ブランドだから…が付きます。

デザインというのは「かっこいい、おしゃれ、雑誌に載っていた」などの一目惚れや中古品でも買いたくなるほどの魅了する力です。

では、どうしてこのように思ってしまうのでしょうか？私たちは魔法にでもかけられてしまったのでしょうか。今回は「メンズの革の長財布。ブランド品は何が違うか」について考えていきたいと思います。

ブランド力が品質を支えるまでになったこと
世界の超一流のデザイナーが集結
メンズ長財布におけるブランド

ブランド力が品質を支えるまでになったこと

ブランドは一夜にならず。エルメスだってグッチだってシャネルだって最初はほとんど一人のデザイナーが興した小さなメゾンです。それが次第に人々に認められていってオーダーが増えて、偉い人の服や小物を作るようになって、それが信用と宣伝効果を呼び、やがて世界的に認められていきました。長い長い時間をかけて。

それまでにいくつものライバルと不況や不調に悩まされたのでしょう。スポーツ選手でいえば輝かしい成績を残した歴史に残る名選手です。スーパースターが引退せず巨大化し続けて現在でもその地位は健在といったところでしょうか。

ブランドという輝かしい地位は「プライド」という皆にわかりやすい形で還元され、「絶対に良くないはずはない」という信頼を勝ち取ったわけです。それが品質の安心につながり、ブランド力が品質を支えるまでになったということです。

世界の超一流のデザイナーが集結

ブランドは消費者だけの憧れだけでなく世界中のデザイナーの憧れでもあります。
自分で立ち上げたブランドが有名になって、そのデザイナーがもしハイブランドのチーフデザイナーになってくれと依頼があったら…　それは天にも昇る気持ちです。憧れのブランドを自分のデザインで作っていけるといううれしさでいっぱいになるでしょう。

このようにハイブランドには世界の超一流のデザイナーが集結しています。
消費者側からすれば超一流のシェフの料理を堪能することが出来るようなものです。

デザインに優れた人が創るモノ作りは本当にすばらしく、時に芸術品の域でもあります。
ここが一目惚れや中古品でも買いたくなるほどの魅了する力であり、ハイブランドだけの技量です。

ファッションショーやプレタポルテなどでは今シーズンのブランドの方向性が見えますので、そこから世界の流行が予想されるほどです。

圧倒的に力を持つブランドが値段が高いというのは、簡単にいうとこのようなことからです。
男性の趣味や持ち物ということでは車では何千万円、腕時計でも何百万から何千万円もするものもあり、女性の趣味では値が付けられない宝石もありますので、逆にいえばこれだけ条件が揃っていてブランド品は実は値段相応ともいえるかもしれません。

メンズ長財布におけるブランド

メンズ長財布における（販売している）ブランドといえば、ルイヴィトンやエルメス、グッチなどのハイブランドとポールスミスやバーバリーなどのアパレルブランド、そして私たち革製品を生業にしている革ブランドの３つが主になってきます。それでは最後にそれぞれの特徴を私なりに少しだけ分析して見ました。実は３つとも使ったことはあります。ご参考になれば幸いです。

ハイブランドのメンズ長財布

デザインとオリジナルな生地を駆使して他にはない価値を作り出しています。
価格は高くなりますが、得られるのは「ステイタス」で他人が見てもブランド品だとわかる高級感のある外観が魅力です。大きなブランドだと長財布でもいくつものパターンを出していて選びやすさがある反面、こっちにしとけば良かったという後悔も。衝動買いよりしっかりリサーチして気に入ったものを買われることをおすすめします。